月と太陽と私たち/2017年9月新月期のよるそら


2017年9月20日【月齢:0.4】


秋の3連休は台風の影響もあって
お出掛けを計画されていた方には残念な
お天気となってしまいましたね。。。(^^;)A

とはいえ、晴れた日の空は高く澄み渡り
昼夜を問わず、つい空を見上げていたくなる
秋空が上空に広がる今日この頃。

本日も、皆さんこんばんは。
【よるそらナビゲーター】 みどり です。

今年はサンマが不漁ということですが
店頭には栗や柿など秋ならではの美味が並び
お財布の紐も緩みがちなのが悩ましいところ。。。
皆さんはどうやって乗り切っていらっしゃるのか
是非とも教えて頂きたいところです(^人^;)

では! 切り替えて本日も参りましょう☆
よるそら を、どうぞ宜しくお願い致します。


【本日のご案内】
☆月と太陽と。。。引力の不思議


古来より、月の満ち欠けは出生率に影響するだとか
或いは事件・事故が多いのは満月や新月の時とか
まことしやかに伝えられていますね。

満月や新月のタイミングというのは、月と太陽と
私たちの住む地球とが一直線上に並ぶため、
引力が強く影響し、大潮が発生します。

大潮は皆さんご存知のように、海の潮の満ち引きが
最も大きくなる時期のことですね(#^^#)
この海のミネラル成分と人間の血液の成分は
実はとてもよく似ているのです。

血液を構成する成分は赤血球や白血球のほか血漿、
血小板などがあるのですが、妊婦さんのお腹の中にある
羊水は、そのうちの血漿という成分から出来ています。

淡い黄色の液体成分である血漿から成る羊水の
ミネラルバランスと海水のそれとは、極めてよく
似ているということで。。。

海が月や太陽の引力の影響を受ける時、
もしかしたら、私たちも何らかの影響を受けていても
不思議ではないのかもしれないなぁ。。。なんて
思ってしまいますね o(*^^*)o

次回は9月28日、半月の夜にお送りします。


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月が傘をさすように・・・/2017年6月新月期のよるそら


2017年6月24日【月齢:0.5】


今日は雲が多めながらも晴れて
蒸し暑い1日となった関東エリア・・・

梅雨入りしたものの、これまでのところ
連日の雨模様ということはないような
そんな印象なのですが。。。
皆さんがお住まいのエリアでは
如何でしょうか?

本日もゆるりと、「こんばんは (#^^#)」
【よるそらナビゲーター】 みどり です。

この頃は初夏にもなると日傘、
梅雨入りすると雨傘が見られるようになり
梅雨明けの頃から秋口まで、いよいよ夏本番
ということで、男性も日傘をお持ちの方が
増えてきたように思います。。。

ということで、今宵は『かさ』にまつわる
夜空のお話を致しましょう。。。☆
本日も、よるそら を宜しくお願い致します!


【本日のご案内】
☆月が傘をさすように。。。
  〜高知県に伝わる物語〜


むかし、あるところに傘作りを仕事としている
ひとりの女性がおりました。

その日も丁寧に傘を作り、お日様の下で干して
いたところ、急に風が吹いてきて・・・
慌てて傘に手を伸ばし、なんとか掴んだものの
傘はひらりと舞い上がり、女性も一緒に空へ。
そのまま、月の世界まで飛ばされてしまいます。

まんまるお月様に迎え入れられて
女性はしばらく月の世界で暮らすことにし
傘を作り続けていたものの・・・やっぱり
故郷が懐かしくなり、地上へ帰ることにします。

「今までお世話になったお礼に」 と
お月様に、月の世界で作った傘をプレゼント。
それからというもの、雨降りの日にはお月様が
傘をさすようになり、地上からその姿を
見ることが出来なくなったのだそうです。


*************************

実は、このお話。

私が元々聞いていた物語のほうでは
「傘」ではなくて「暈」が使われており、
「月が暈をかぶっているのを、私たちは
 真下から見ているから、月の周りに光の輪が
 出来ているように見えるんだよ」・・・と
そんなストーリーとして記憶していました。


いずれにしても (*^^*)
かぐや姫の物語以外にも、月の世界に行った
女性の物語があったとは。。。

月の周りに暈がかかっているのを見つけたら
ちょっと思い出して頂けたら嬉しいです♪




次回は7月1日、半月の夜にお送りします。


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月とうさぎの物語(北海道)・・・/2017年5月満月期のよるそら


2017年5月11日【月齢:15.1】


風薫る5月とは、よく言ったもので・・・
あちらこちらで新緑の若葉が萌える季節、
爽やかな風が吹くこの頃となりましたね☆

ゴールデンウイークが明けましたが
皆さん、リフレッシュされましたでしょうか?
本日も、こんばんは (#^^#)v
【よるそらナビゲーター】 みどり です。

日に日に紫外線の強さを感じる日々ですが、
その分、夜風に吹かれながら星を見上げる
時間の心地良いこと・・・♪
梅雨時期に突入する前に、是非とも
ゆるりと夜空を見上げる時間を
お過ごしいただけたらと思います!

さてさて、本日は
満月期ということで、北海道エリアに伝わる
物語をお送りしていきたいと思います。。。
本日も、よるそら を宜しくお願い致します!


【本日のご案内】
☆月とうさぎの物語。。。


それは、大昔の月の世界でのこと。

雪がたくさん降ったある日のこと、
月の世界の王子たちが、雪合戦をしていると
思いっきり投げた雪玉の1つが、なんと
地球へと飛んでいってしまったそうです。

きらきらと輝きながら地球へと落ちていく
雪玉を見ながら、神様は考えました。

“このままだと、雪玉はお日様の熱と光で
 溶けていってしまうかもしれない。
 それは、なんとも残念なことだぞ・・・”

神さまは、地球に落ちた雪玉に
顔と長い耳、そして4本の足と尻尾を付け
ふわふわした愛らしい生き物として
その姿を変えたのだそうです。

・・・そうして生まれたのが、皆さんも
よくご存知の、うさぎなのだとか (*^^*)


月には、うさぎが住んでいて
ぺったんぺったんと、お餅つきをしている
という話は聞いたことがあったのですが、
雪との縁が切っても切れない北海道ならではの
物語に、ちょっとほっこりしてしまいます☆


昔から、多くの人を魅了してきた月や星、
そして様々な天文現象に関わる物語。。。(*^^*)
もしかしたら、皆さんがお住まいのエリアにも
その土地ならではの物語があるかもしれませんね。


次回は5月19日、半月の夜にお送りします♪


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空には虹が見られる頃・・・?/2017年4月満月期のよるそら


2017年4月11日【月齢:14.5】


日中は予報通りの雨模様でしたが
夜が更けるにしたがって、雲間から
まんまるお月様が顔を覗かせるように
なった、今宵の関東エリア。。。

都心部の桜は、もう散り始めて
少しずつ若葉がきらきら光るような
葉桜の季節に移行してきていますね☆

今宵も、皆さんこんばんは!
【よるそらナビゲーター】 みどり です♪

新年度を迎えて、新しいことを始めようと
ワクワクされていらっしゃる方も多いのでは
ないでしょうか?
新しい環境であっても、そうではなくても
自然界にもエネルギー溢れるこの時期から
パワーを受け取りつつ、楽しんでまいりましょう!

さぁ、本日も早速・・・!
よるそら を宜しくお願い致します (#^^#)


【今回のご案内】
☆二十四節季にみる気象現象


「二十四節季」でみると、現在は『清明』。
『清浄明潔』という言葉を訳した季語で
自然界に存在するすべてのものが活き活きと
命を輝かせ、空は澄み爽やかな風が
吹く頃とされています。

この節季を更に3つの時期に分けて
年間で72分割したのが「七十二候」ですが
4月14日〜19日頃を「虹始見」といい
「にじはじめてあらわる」と読みます。

湿度が少しずつ高くなり、これくらいの
時期になると、ようやく虹が見られるように
なってくることを表しているのですね (#^^#)

昼間に太陽の光で作られる虹は
よく知られていますが、ムーンボウと称ばれる
月の光によって作り出される虹もあります。

満月と、その前後月の光の強い夜に
小雨くらいの雨があれば、幻の虹とされる
ムーンボウを目撃するチャンス。。。☆

今年は、これを見ることを目標に(笑)
ゆるゆると参りたいと思っています (^^)♪


次回は4月11日、満月の夜にお送りします。


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39光年の彼方に想いを馳せて/2017年2月新月期のよるそら


2017年2月26日【月齢:29.6】


先日、地球から39光年離れた恒星の周りに
地球に似た7つの惑星が発見されたという
発表をNASAなどの国際チームが発表し
話題になりましたね (#^^#)

普段、天文に関心がないという友人も
「地球外生命体がいるかもしれない」という
点に興味を持ったようで、39光年という距離は
どれくらいなのかを訊ねてくれました。

今宵も遥か宇宙に想いを馳せつつ・・・
皆さん、こんばんは☆
【よるそらナビゲーター】 みどり です。

今宵は、この「光年」について
お伝えさせて頂きたいと思います・・・♪


【今回のご案内】
☆今回発見された恒星までの距離って?


39光年とは、どれくらいの距離か? という
質問に対して、少し意地悪な答え方をして
しまうと「そのまま(光の速さで39年)だよ」
ということになってしまうのですが (^^;)

近年何かと話題になるようにもなりましたが
スーパームーンなどで最も地球に近付いた際の
月までの距離が36万3300km程度。
そして、地球に最も近い恒星である太陽までの
距離は1億4700万km程度となります。

1光年は、光の進む速度で1年間に動く距離と
いうことになり、また、この光の進む速度とは
秒速30万kmということなので、、、

1年=31,536,000秒 × 30万 
        = 9,460,800,000,000

0の数が多くて目が回りそうですが、約9.46兆km.


・・・この、39倍の距離に発見されたということに
なりますので、文系宙ガールの私がひとことで表すなら
かなり不親切な回答になってしまうかもしれませんが
「近いようでいて、実は結構な距離」となります。
(計算は苦手分野になりますので。。。^^;)

ちなみに、今頃の時季20時頃に南の空高くで
輝きを放っている シリウス(おおいぬ座)までの
距離が、光の速さで8.6光年ほどということなので
今回発見された恒星は、その4.5倍以上先にある
ということになりますね。


201702262000-1.png


参考までに、画像は今宵20時頃の南の空です。

日を追う毎に、同じ時間帯の星の位置は
西へと移動していきますが、少しずつ暖かく
なってきていますし、是非星空を見上げて
悠久を感じてみてくださいね (#^^#)♪


次回は3月5日、半月の夜にお送りします。


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桜の頃を待ちながら・・・/2017年2月上弦期のよるそら


2017年2月4日【月齢:7.6】


2月に入りましたね (*^^*)♪
今年も我が家では、節分に豆まきをして
残った煎り大豆を使って福豆茶を楽しみました。

そして程好く水分を含んで柔らかくなった
大豆を食べながら、ゆるゆると過ごして
翌日からの春を想ったりしていたのですが
皆さんは如何お過ごしでしたでしょうか?


本日もゆるりと「こんばんは! 」
【よるそらナビゲーター】の みどり です☆


2月に入ると、いつも思い出すのが西行法師。
学生時代に学んだ、『新古今集』の中にある
有名な和歌なのですが、今宵はこちらについて
ちょこっとお話させて頂きますね (#^^#)

さぁ、それでは!
今宵も、よるそら を宜しくお願い致します。


【今回のご案内】
☆願わくは 花の下にて・・・


文系宙ガールを名乗る私は、古典文学の中に
編み込まれた月や星、或いは天体現象に
親しみが深いのですが、この時期は
何といっても西行法師。

平安時代の末期から鎌倉時代初期にかけて
生きていらした武士であり、僧侶・歌人でも
あった人です。。。

この方の残した句の1つとして有名なのが
「願わくは 花の下にて春死なむ
      その如月の 望月のころ」。

「願いが叶うならば、花の下で春に死を
 迎えたいなぁ・・・2月の満月の頃がいいかな」

と、そんな気持ちを詠った句で
「如月=2月」「望月=満月」のキーワードから
毎年ふわふわと思い出されるのですが。。。
旧暦如月の満月なので、現在の太陽暦で見ると
2月の下旬から4月の上旬くらいまでの
ことなのですよね (^^;)A


この時代は春先に「花」と詠むなら
「梅の花」を表すことが多かったのですが
西行法師の詠った花は、時期的なものを見ても
判るように、梅の花ではなく桜を指しています。

今年で云うなら、旧暦如月(2月)の望月(満月)は
3月の12日となりますので、その時分に桜が開花
するのは、、、まだ少しだけ早い気もしますが。

いずれにしても、大好きな桜の花が盛りとなる頃に
その花の下で眠りに就きたいという想いは
なんとなく、解るような気もしてしまうのです。

僧籍に身を置いた西行法師にとっては
お釈迦様が入滅された(亡くなられた)時期
としても、重要な時期だったのでしょうね (^^)b


西行法師のすごいところ(?)は、
実際に彼が亡くなった日というのが
旧暦2月の16日であるとされていること。

願った通りのタイミングだったのですね (#^^#)

現在の大阪府は河南町にある弘川寺で
穏やかな気持ちのまま、桜を眺めながら
永久の眠りに就いたとされる西行法師。。。

なんだかちょっと羨ましさを感じてしまう
最期だったりします。


まだまだ寒い日が続きますが☆
あたたかな陽射し降り注ぐ春は、もう目前ですね♪
楽しんで、日々を過ごして参りましょ (*^^*)/


次回は2月11日、満月の夜にお送りします!


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食と通過と掩蔽と☆/2017年1月満月期のよるそら


2017年1月12日【月齢:14.3】


連休最終日の真夜中は、いそいそと
起き出し外へ出て、煌々と明るく輝く月の
向こう側へ隠れるアルデバランを観測しました。

皆さんご機嫌如何でしょうか?
本日も冷たく光る星空のしたから、こんばんは!
【よるそらナビゲーター】の みどり です。

月の向こう側に星が隠れる時は
月面の明るい方から始まる時ではなく、やはり
今回のように暗い方からの時の方が面白く。。。

瞬きするのも惜しいくらいに目を大きく見開き
望遠鏡を覗き込んでいると、ふいっと
アルデバランが消える様子を見られました♪
(まさに、「食べられた! 」という印象です^^)


今回は、この星と星とのかくれんぼについて
ちょっとお話させて頂きたいと思います♪

今宵も、よるそら を宜しくお願い致します。


【今回のご案内】
☆大きな宇宙でのかくれんぼ!
 食と通過と掩蔽とのおはなし。。。


先日はアルデバラン食についてお伝えしましたが
手前にある星(天体)のほうが大きく見えて
遠い方の星を完全に覆い隠してしまうことを
『掩蔽(えんぺい)』と言います。

地球に最も近い天体(衛星)は、ご存じの通り月なので
この向こう側を通過していく星(恒星)による
掩蔽は、実はちょこちょこ起こっています(#^^#)
(ちなみに月面通過する星は残念ながらありませんが・・・
 国際宇宙ステーションなどが通過する際には、時々
 話題に上ったりすることもありますね! )

『通過』は逆の現象で、遠い方の天体が大きく見え
手前の星が、その前を通り過ぎていくこと。。。

地球から見える『通過』は太陽の手前を金星や
彗星などの内惑星が通っていくことに当たりますが
頻度が高いとされる水星の太陽面通過でも
日本から次回観測可能(ただし西の空低い位置)なのは
2032年11月のことですので、かなりレアな天体ショー
ということになりますね (^^;)

さてさて。
話を元に戻しますね (*^^*)

『掩蔽』と『通過』は、それぞれ地球からの見かけの
大きさにだいぶ違いがある時の表現ですが、いずれも
星と星とのかくれんぼですので、『食』と表現
されることも多く。。。
今回のアルデバラン食についても、そのように記載
させて頂きましたが、もし宜しければ、この機会に
違いについて、押さえておいてくださいね (*^^*)b


次回のアルデバラン食で、観測可能なのは
今年の4月1日、日没後の西の空。

月齢としては面白いタイミングなのですが
東京では18時45分頃のスタートということで
空が明るくてアルデバランが見えにくいかも?
という懸念点はあります。。。^^;

でも、2017年11月には月の向こう側からレグルスが
現れるレグルス食(開始時は日本からの観測不可)
なども控えていますので、今年もますます星空から
目が離せなくなってしまいますね♪


今年はこういった豆知識なども多めに取り入れて
更新を重ねていきたいと思っておりますので
引き続き、どうぞよろしくお願い致します!


次回は1月20日、半月の夜にお送りします!


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流星群って、どうして起こるの?/2016年12月満月期のよるそら


2016年12月14日【月齢:15.1】


先程帰宅した際に、“今夜はピークだなぁ”
なんて思いながら、月のある方角(ふたご座の
見えている方角)を眺めてみたのですが、今宵は
とにかく月明かりがキレイすぎて。。。

一瞬、ふたご座の2つ星と
その左側に見えているオリオン座の2つ星と
どちらがどちらだか判らなくなりました (^^;)

流星群の美しさもさることながら
月明かりのそれもまた、魅力的なんですよね☆
・・・本日も、皆さん「こんばんは! 」
【よるそらナビゲーター】の みどり です♪


【今回のご案内】
☆流星群って、なぜ起こる?

年間、いくつもの『〇〇流星群』がありますが
その発生時期やピークは、毎年ほぼ同じです。
・・・それは、何故でしょう?

これは、太陽の周りを廻っている地球が
宇宙のそのエリアを通過する時期が
決まっているからです (^^)b


過去に彗星などが通過した後には
いくつもの星屑(ダスト)が残ります。
星屑やダストと言うと、「宇宙空間にゴミ?」と
思われるかもしれませんが、そのほとんどは
氷の粒や星の欠片(石のようなもの)などなど。。。
そもそも、これらが流れ星の素となります。

それらが集まっているところをめがけて
太陽の周りを廻る地球が突っ込んでいくかたちに
なるので、大気圏に入ったダストが燃えて
流れ星として見られるわけですね ☆ミ

毎回、流星群のピークや流れる星の数について
記載させて頂いていますが、これはそのエリアの
星屑の集まり具合によって、流れ星の見え方が
異なってくるからなんです。

星屑がたくさん集まって浮かんでいるエリアでの
流星群の際には、1時間当たりに見られる
流れ星の数も必然的に多くなりますし
逆に、ばらばらと拡散して浮かんでいる
エリアに突入する時には、少なくなる。。。

また、広範囲に亘ってそれらが浮かんでいる時の
流星群は、見られる期間も1ヶ月くらいありますし
一極集中している時は、短くなるんですね (*^^*)b


これは、個人的な推測でしかないのですが。。。

彗星が通過した後に残った星屑の中を
地球が抜けていく時に、流星群が起こるものとして
これは永遠に変わらず、同じように見えていく
ものなのでしょうか?

例えば、水面にちぎった紙吹雪をまき散らし
その水面上にオモチャの船を走らせたら
たくさんの紙は徐々に散らばっていきますよね。
そして、時間が経つほどに拡散していきます。

・・・と、した場合。

流星群の期間が長いところを彗星が通過したのは
かなり大昔のことであって、一極集中している
ような場合には、割と最近通過したエリア
なんじゃないかな?? なぁんて
思っているのですが。。。


詳しい方、いらしたら是非教えてください♪
ご連絡をお待ちしております (#^人^#)


今回は、星空豆知識の形でお送りしましたが
18日の夜、東のそらに月が昇り始めたら
その、すぐ左下に煌めく星をチェック☆
しし座の、レグルスが見つかります。

23時頃に20°付近に昇ってくるのですが、
この夜の月とレグルスの近さは、19日
午前2時頃の時点で、1°ちょっと。。。
かなりの接近具合なので、よろしければ
こちらもお楽しみください (*^^*)


次回は12月21日、半月の夜にお送りします。


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秋の夜長にオススメドリンクのご案内♪/2016年10月下弦期のよるそら


2016年10月23日【月齢:22.6】


肌寒い日が続くと思ったら
急に夏日が戻って来て着る服に困ったり
日中は空が高く感じられていたのに、夕方から
急に曇ってきて、星空観望が出来なかったり。

「〇〇と秋の空」とはよく言ったもので
毎日のお天気に気持ちが振り回されがちな
今日この頃ですが。。。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
よるそらナビゲーターの みどり です。

秋から冬にかけて星空を見上げる際は
特に、寒さに慣れていない身体を守る必要が。
今宵は、この時季の星空観望にオススメの
ドリンク類を中心に、ご紹介してまいります。

豆知識の更新は、久しぶりですが! 本日も
よるそら を、どうぞ宜しくお願い致します。


【今回のご案内】
☆身体の内側も外側もぽかぽかと!
 星空観望にオススメドリンクのご案内♪


星空観望をされる方は、老若男女
性別年齢を問わずいらっしゃるかと
思うのですが、やはり1番オススメしたいのが
ハチミツと生姜を合わせたドリンク類・・・♪

特に、身体を冷やしてはいけない女性の皆さんに
オススメです (*^^*)b♪

擦り下ろした生姜とハチミツにお湯を注ぎ
シンプルなハニージンジャーにするのも
美味しいし、お子さんも飲むことが出来ますが
温めた牛乳に混ぜ込みハニージンジャーミルク
にして飲むのも、また、美味です☆

もちろん、紅茶やクセの少ないホット麦茶に
お好きな分量を混ぜて飲むのも良いですね♪

大人の方であれば、少量のアルコール
(例えば、ウイスキーやブランデーなど)を
紅茶やコーヒーに垂らして・・・もステキですし
クリスマスの飲み物とも言われている
エッグノックなども身体が温まりますね (#^^#)b

アルコールはちょっと。。。という方も
牛乳と卵、お砂糖を使って、温かいミルクセーキ
のようなものを作ると、これもポカポカになります。

ココアにひとさじのバターを落としたり
或いは、マシュマロを浮かべ溶けゆく様子も
星空と一緒に楽しんでみたり。。。

秋の夜長を、普段は飲まないホットドリンクと
一緒に過ごすのも面白いかもしれませんよ☆


ミニポットや保温用のボトルなどに用意して
屋外へ持ち出すのも良いですが、お庭やベランダで
短時間の星空観望を楽しむのであれば、個人的には
マグカップやタンブラーなどがオススメです。

何故かというと、ミニポットやボトルだと
その保温性があまりにも良過ぎてしまうから!
・・・ちょっと飲みたい時に、熱々過ぎて飲めない
なんてこともあり得るので、適度に冷めるものを
使用するほうが良いかもしれませんよ (^^;)A


今宵は下弦の月ということで、
お月様が昇り始めるのは、日付が変わってから。
オリオンもだいぶ高くで輝き始めましたし
今週から来週にかけてが、先日ご案内させて頂いた
2つの流星群をもっとも楽しめる期間となりそうです。

明日から、また新しい1週間の始まりとなりますが
・・・皆さん、今期もステキな よるそら時間 を
お過ごしくださいね (#^人^#)♪


次回は10月31日、新月の夜にお送りします。


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満月の夜の楽しみ方。。。♪/2016年8月満月期のよるそら


2016年8月18日【月齢:15.8】


今宵はご縁を戴いて、東京は日の出駅
最寄りの『シンフォニークルーズ』さんへ。。。
毎月1回、満月の夜に出向する「満月クルーズ」
乗船させて頂くことになっていました (#^^#)

が、しかし。
台風の影響もあって、日中の都内では
雷鳴が鳴り響き、バケツの水を返したような雨。

一時はどうなることかと思いましたが、
幸いなことに、夜にはわずかな時間ながらも
お月様が顔を出し、東京湾からのキラキラした
夜景と満月、美味しいお食事を楽しんできました☆


贅沢過ぎるほどの時間の余韻に浸りつつ♪
本日も、皆さん「こんばんは☆」
【よるそらナビゲーター】の みどり です。


満月の夜やその前後など、月のエネルギーが
大きくなっているなぁと感じる時には、月光浴や
或いは友人を誘ってキャンドルと軽食を片手に
夜のピクニックをしていたものですが。

そういえば、ここのところ慌ただしくて
そんな楽しみ方をしていないかも (^^;)A

と、いうことで。
今回は【星空豆知識】 (*^^*)b♪
天文家の皆さんはあまり見上げないという
お月様の楽しみ方についてお伝えさせて頂きますね☆


【今回のご案内】
☆お月様ともっと仲良くなりましょ♪


星空を見たい!
流れ星を探したい♪
惑星の観望を楽しみたい☆

・・・そんな時に、お月様が煌々と輝いていると
その月明かりに照らされ、お目当ての星が光の中に
隠れてしまい、ガッカリするやら恨めしいやら。

星空に親しめば親しむほど、お月様が輝く夜を明るく
感じて、夜空を見上げない。そんな方も多いようです。

でも古来より、日本で伝えられてきた神話には
月読命(ツクヨミノミコト)と呼ばれる神様も
いらっしゃいますし、そもそも元々は月の満ち欠けに
沿った暦(太陰暦)で、人々は生活をしてきましたし。

お肌のターンオーバーのサイクルや、女性の妊娠・出産、
或いは人のバイオリズムやココロの状態などについても
月の影響を受けているといわれており、謎に満ちている
とはいえ、私達とお月様との間には切っても切れない
つながりがあるのだそうですよ (#^^#)

謎に満ちているから、本当かどうか疑わしいから
やってみないなんて、そんなの損・損♪
せっかくなので、お月様ともっと仲良くなって
毎月をより楽しいものにしてしまいましょう☆

先述させて頂いたように、ゆったりとした気分で
月光浴をするのも良いですし、夜ピクニックもオススメ。
一説には、日々の生活に月光浴を取り入れている方は
体調や気持ちのバランスを上手にコントロールでき
毎日を充実して生活出来るなんて話もあります。

「そんなバカな」なんて思うことなかれ (^^)b
意識的に、気持ちと身体を開放することで
脳の働きや呼吸が整い、自分自身がリセットされる
・・・と考えてみると、あながち眉唾モノと一蹴
出来ない話ではないかと思いませんか☆

お子さんが幼いおウチでは、例えば月明かりの中で
読み聞かせをしてあげたり、或いはその中で
夕食を摂ってみたりというのもオススメ♪

子どもは特別な時間が大好きですからね。
普段は口にしないものも、わくわくした時間の中では
つい(?)苦手なものも構わず食べてしまったり。。。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク などのように
真っ暗闇とまではいかなくても、明るいことが
当たり前になった現代だからこそ、TVも電気も消し
五感をフルに使った時間を過ごすというのは
大人にとっても子どもにとっても、きっと貴重な
体験になるのではないかと思いますよ♪


他にも、実は色々と思い浮かんでいるのですが
浮かび過ぎていて、ちょっと書き切れない程で (^^;)A

でも遠からず、多くの方に宇宙と親しんで頂きつつ
ご自身の密かな願いを叶えたり、日々の疲れを癒して
次のステップへのパワーになるようなワークショップを
開催できるよう、準備していきたいなぁと思っています。
(NLPという学問を使用し、それぞれの内面からの変化を
 促すものですので、あやしくないですよ! ^^;)


真夜中になって、お庭に出てみましたが、
お月様は厚い雲の向こう側に隠れてしまい、今宵は
月も星も見えないままで過ぎていくようです。。。

海の上で久し振りに子どものように
お月様の出現にはしゃいでいた自分を振り返り
「やっぱり自然の物に、人は抗えないのよね」
なんて、思ってみたりして。(#^^#)テレ


星座を探す、流れ星を見つける など
星空の下ではつい積極的になってしまいがちですが
全てを包み込むような月明かりを全身に浴びて
その中に身をゆだねる時間というのも、、、
やっぱり必要かもしれませんよね☆


夏の終わり。鳴き始めたちいさな秋の声に
耳と心とを澄ませつつ。。。
今期も、肩の力を抜いた よるそら時間 を
やわらかな月明かりと共に、お過ごしくださいね。

次回は8月25日、半月の夜にお送りします。


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posted by 富山翠@宙ガール at | 星空豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    
   


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