やぎ座とみずがめ座の物語/2016年7月下弦期のよるそら


2016年7月27日【月齢:23.1】


いまいち、すっきりとしないお天気が続く
関東エリア・・・真夜中に至っては、肌寒さに
目が覚めることもちょこちょこある今日この頃。

皆さん、風邪などひいていらっしゃらないでしょうか?
本日も真夜中遅くに「こんばんは (#^^#)」
【よるそらナビゲーター】の みどり です。

流星群のシーズンに入っていますが
比較的雲の多い日が続いているせいか、今のところ
私は流れ星を見つけることに成功していません。。。

でも、あちらこちらから「流れ星見ました! 」
「一瞬だったけど、2〜3個は確かに! 」
などといった、やや興奮気味の声(?)も届いています。
引き続き楽しんでまいりましょうね☆ミ

それでは本日も、早速♪
よるそら を、どうぞよろしくお願い致します!


【今回のご案内】
☆やぎ座とみずがめ座の物語


12星座の中には様々な動物や人物がいますが
中でも特異な姿をしているのが、やぎ座。
上半身は確かに山羊ですが、下半身を見ると
魚のような尾びれが。。。

201608010000-1.png


この姿になるには諸説あるのですが、
川のほとりで牧羊神パーンが他の神様たちと
一緒に宴を開いている時に、怪物が現れたため
慌てて逃げ出そうとして、この姿になったのだとか。

野山を駆け抜けて逃れようとする思いが、上半身を
山羊に。川や海があれば泳いでいこうという想いが
下半身を魚に変えたということで、その慌てぶりに
神さまとはいえ、何とも言えない人間らしさを
感じてしまいます。

また、このエピソードから『不安』『恐怖』から陥る
『混乱』のことをパニック(パーン から)と
いうようになったとも言われており・・・

子どもの頃に初めてこのエピソードを知った際に、
同時にパニック状態の混乱度合いを学んだように
記憶しています(^^;)A


ちなみに、先程の画像は7月31日の真夜中・・・
日付が8月1日に変わる頃の真南の空ですが、
30°から50°程度のちょうど見つけやすい位置に
やぎ座の姿が浮かんでいるのが判ります。

3日に新月を迎えるタイミングですので、
南の空に明るい星は少なく、3等星や4等星で
構成されるやぎ座も、もしかしたら見つけられるかも?

流れ星探しをしつつ「なんとなく、この辺かな? 」と
輻射点となっている星座探しをしてみるのも
良いかもしれませんね ☆ミ


201608010000-2.png


なお、やぎ座の左隣に並んで浮かぶのが
今回の流星群でもう1人の主役となっている
みずがめ座の少年 ガニメデ。

右手に持つみずがめにはお酒が入っていて
先述の宴の時には、神様たちの間を回って
御酌をしていたそうなのですが・・・

不老不死の源ともされるお酒は、怪物乱入の
混乱によって、みずがめからこぼれ落ち。。。


201608010000-3.png


足元にいた、みなみのうお の口元へと
止めどなく注がれる結果となったのでした (^^;)A

神様の宴用のみずがめ(お酒)ですから、
尽きてしまうことなく、次から次へと溢れる
お酒に、みなみのうお さんも苦しそう。。。

いずれの星座も暗めの星で構成されていますが、
この、魚の口元にだけは明るい一等星の
『フォーマルハウト』が輝いています。

結構低い位置ではありますが、真夜中の南の空に
一際明るく輝くこの星を見つけてみるのも
良いかもしれませんね (#^^#)b


さて、日付も間もなく変わりますが。。。
空にはやはり雲が多めですので、本日の流れ星
探しは中止と致しましょうか。。。

明日以降に期待です♪♪


お天気が良いエリアの皆さんは引き続き
流星群の夜をお楽しみくださいませね ☆ミ
今期もゆるやかな よるそら時間 を。。。♪

次回は8月3日、新月の夜にお送りします。


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星空豆知識 〜春の星物語〜/2016年4月下弦期のよるそら


2016年4月30日【月齢:23.1】


ゴールデンウィークに入り、近所の
田んぼでは代掻きの真っ最中!
夕方にはカエルの合唱も聞こえるようになり
いよいよ夏の入り口が見えてきていますね♪

穏やかな星空の下で「こんばんは☆」
【よるそらナビゲーター】の みどり です。

春ももうすぐ終わりですが、春の星座に属する
おおぐま座の一部とされ、星座絵などを見ると
大きな熊の下半身から尻尾にかけてが
それとされている北斗七星。。。

ギリシア神話では、おおぐまに姿を変えられた
妖精の悲しい物語が有名ですが、中国やロシア
あるいはネイティブアメリカンにも、それぞれ
異なる星物語があります。

比較的見つけやすく明るい星々で作られた北斗七星。
今回は、ネイティブアメリカンに伝わる星物語を
お伝えさせて頂きますね☆
今宵も よるそら を宜しくお願い致します!


【今回のご案内】
☆星空豆知識
 〜ネイティブアメリカンに伝わる春の星物語〜


春になって・・・冬眠から目覚めた熊が、
のっそりのっそりとほら穴から出てきます。

それを見つけたのがシジュウカラ。
森の狩人でもあるシジュウカラは、同じ
狩人仲間を集め、コマドリを先頭に3羽で
熊を追いかけていきますが、熊ももちろん
どんどん逃げていきます。

そのまま暑い夏が過ぎ、、、
秋になる頃、ようやく狩人たちは熊に
追いつき、つかまえることが出来ました。


北斗七星の四角形の部分を熊に見立て、
それに連なる3つの星を、追いかける3羽の
狩人(小鳥たち)と見ての物語ですね (#^^#)


じつは、似たような物語がネイティブアメリカンの
ある部族にも伝わっており、こちらは四角形を
3羽の鳥たち、連なる4つの星を人間の狩人と
しているそうです。。。

北半球を中心に各地で親しまれている星だけに
それぞれの生活や風習に沿った物語が作られ、
また、伝えられていることが判りますね。


今回の新月前後には、水星の太陽面通過など
天体現象としては面白いものが続くのですが
日本からの観測は難しいところ。。。

みずがめ座流星群は数が少ない上に未明の頃ですし
アルデバラン食も、かなり低い位置で起こるので
気合を入れ「見るぞ〜!」という気持ちで臨まないと
やはりちょっと難しそうですね (^^;)A

それでも、次の新月は7日ですから♪
この連休は星空を眺める絶好の機会ですよ!
ゴールデンウィークは是非、望遠鏡や双眼鏡で
夜空を眺めてみて頂きたいと思います (#^^#)


それでは (^^)/ ♪
今期もステキな よるそら時間 をお過ごしくださいね。

次回は5月7日、新月の夜にお送りします。


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チャンスは逃さずGETしましょ♪/2016年2月上弦期のよるそら


2016年2月15日【月齢:7.0】


先日「重力波直接検出成功! 」の情報が
真夜中のWEBニュースに掲載され、翌朝は
TVなど様々なメディアで取り上げられ・・・
皆さんも驚かされたのではないでしょうか♪

今宵も、ゆるゆるとしながら「こんばんは☆」
【よるそらナビゲーター】の みどり です。

『重力波』って、普段の生活の上ではちょっと
馴染みのないコトバですが、この観測によって
宇宙がより身近なものになるかも! と考えると
ワクワクが止まらなくなりそうですね (#^^#)

さて、今回は星空豆知識をお送りしましょう。
今宵も よるそら を宜しくお願い致します!


【今回のご案内】
☆星空豆知識
 〜星が出てくることわざを覚えましょ♪〜


重力波や重力波観測については、専門家さん達の
WEBページで詳しく判りやすく書かれているので、
私が何かをお伝えするなんて、畏れ多く。。。
こちらでは文系宙ガール(!)らしく、今回の一報を
耳にして思い出したことわざをご紹介します。


   <流星光底長蛇を逸す>
 絶好のチャンスを逃してしまうこと


よく使われるもので似たようなことわざは
「逃した魚は大きい(大きく見える)」でしょうか。
またとない機会を手に入れ損ねた際のもので、
かの有名な戦国武将、上杉謙信と武田信玄との
合戦をうたった詩の中にある言葉です。

「流星光」は、文字通り流れ星の光、
「底」は 下 を表しており、「流星光底」は
振り下ろした刀の煌めきを流れ星に例えたもの。

「長蛇を逸す」は 「長い蛇」を逃す の意味。
「長い蛇」とは滅多にいないような大蛇を指します。

江戸時代に生きた儒学者の詩の中には
「遺恨なり十年一剣を磨き流星光長蛇を逸す」と
いう一文が出てきます。
「あぁ悔しい! 十年(長い期間)頑張って
 剣の修行をしてきたというのに、敵を
 撃ち損なってしまっただなんて・・・!! 」

「大魚を逃す」のことわざよりも一層悔しさが
伝わってくるエピソードですね (^^;)A


今回の重力波観測に関しては、様々な要素が
重なって絶好のタイミングを生み出したもの。
それを逃さずとらえた観測チームの方々には
頭が下がるというか、上がらないというか。。。
とにかく、「すごい! 」しか出てきません。

アインシュタイン博士が『一般相対性理論』で
重力波について提唱してから100年。
毎日毎夜見上げているのに、実はほとんど
解明されていない宇宙の「はじまり」について
発表される日も、遠くはないかもしれませんね♪


さて、それでは (#^^#)/ ♪
今期もステキな よるそら時間 をお過ごしくださいね。

次回は2月23日、満月の夜にお送りします。


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星空豆知識 〜プレアデス星団〜/2016年1月新月期のよるそら


2016年1月10日【月齢:0.6】


2016年最初の流星群も終わりましたが
・・・流れ星を見つけられましたでしょうか?

私は残念ながら1つも見つけることが出来ず。
「これからに期待♪」と楽しみが増えた気がして
ますますワクワクの日々です (#^^#)♪

2016年最初の新月期に。。。
皆さん、今宵も元気に「こんばんは☆」
【よるそらナビゲーター】の みどり です。

今宵も よるそら を宜しくお願い致します!


【今回のご案内】
☆星空豆知識
 〜方言で知る『プレアデス星団』〜


201601142000-1.png


今時期は20時頃の南の空高くで
ぼんやりとした光を放つ『プレアデス星団』。

星が1ヶ所に集まっていることから、日本では
古来から『統ばる』より転じて『昴(すばる)』と
称ばれていることはご存知ですよね (*^^*)b

似たような発音では『スマル』『スバリ』や
『シバリ』『ツバル』『スンマリ』などが
あるようなのですが、、、

統一を表す『統ばる』とは異なるものも
ありますので、ご紹介させて頂きますね☆


201601142000-2.png

 ※肉眼でも幾つかの星の集まりが見られますよね♪


『鈴生り星』すずなりぼし・・・広島・静岡など
『群星』むりぼし・・・沖縄
『ごちゃごちゃぼし』・・・京都・静岡・三重など
『相談星』そうだんぼし・・・富山
『六地蔵』ろくじぞう・・・三重
『座り地蔵』すわりじぞう・・・広島
『水嚢星』すいのうぼし・・・埼玉

「鈴生り」や「群れ」「ごちゃごちゃ」
或いは「相談」なども納得の呼び名ですが、
星の集まりをお地蔵様に見立てたり、「水嚢」と
重ねる辺りは、星空と日常が密接であったことが
伺えて興味深いところです。
(水嚢は、網目の細かいステンレスのざるや、
 漉し器をイメージして頂ければ近いです! )

他にも、南は沖縄エリアから東北地方にかけ
様々な呼び名で親しまれてきた『プレアデス』。

20時頃だと天頂近くということで、ちょうど
頭の真上辺りになってしまいますが、望遠鏡や
双眼鏡などをお持ちでしたら、それらを使って
眺めて見ても面白いかと思います♪


では、では (#^^#)/
今期もステキな よるそら時間 をお過ごしくださいね。

次回は1月17日、半月の夜にお送りします。


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